【腫れ、むくみとは？】

みなさんは、

 

・朝起きた時に顔がむくんでいる

・長時間の運転や作業で足がむくんでいる

・帰宅した時に靴下の履いた跡が足首についている

 

こんなことを感じた事はありませんか？

 

腫れとむくみはよく似ています。

 

今回はそんなむくみ、腫れの正体をお伝えいたします！

 

 

【腫れとむくみとは？】

「腫れる（腫脹:しゅちょう ともいいます）」というのは、

 

炎症などが原因でからだの一部、

例でいうと、皮膚のある部分で血液の量が増加して膨らむことを指しています。

 

症状としては、

 

・赤くなる

・痛みが生じる時がある

・熱をもっているように感じる

 

これらの症状のどれかがあります。

 

「むくみ（浮腫）」というのは、

何らかの原因によって、皮膚または皮膚の下に水分が溜まった状態のことをいいます。

 

血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態で、少し専門的な言葉では「浮腫（ふしゅ）」とも呼ばれています。

 

 

【腫れ、むくみにもタイプがある？】

 

起こる原因により、

腫れとむくみのタイプが大きく異なります！

医学的に言われているのは、

腫れ、むくみは、起こる場所によって大きく2つのタイプに分けられているということです。

 

 

1.起こる場所

 

身体の左右両側（または全身に）

起きている場合→両側性（全身性）

 

身体の片方だけ（一部のみ）

→片側性（へんそくせい）、局在性（きょくざいせい）

 

 

さらに、腫れ、むくみの性質によっても2つのタイプに分けられます。

 

2.むくみの性質

 

指で数秒間押して放したとき、へこんでしばらく元に戻らない

→ 圧痕性（あっこんせい）

 

すぐに元に戻って跡が残らない

→ 非圧痕性（ひあっこんせい）

 

 

例でいうと、

 

長時間の運転や作業が続き、

夕方ごろに「足がパンパンにむくんでいるわ！」と気づいたときは、おそらく両足が同じようにむくんでいる「両側性（全身性）」のむくみの可能性が高いです。

さらにこの状態で、

すねやふくらはぎ、足首に指で数秒間押してみると、押した跡（圧痕）がついてなかなか消えない「圧痕性」のむくみでしょう。

また、靴下の跡がくっきり残っているというむくみの場合も「圧痕性」といえます。

 

 

次回以降のブログでむくみのチェックやむくみが起きていることでわかる影響もお伝えいたしますのでそちらもチェックしてみてください！